子どもと家で過ごす毎日の中で、「少しでも収入があれば」「自分の役割がほしい」と感じることはありませんか。自宅でできる仕事の1つに、オンラインそろばん講師があります。
ただし、募集の内容をそのまま読むと、「子どもを見ながらできる仕事」ではないことが分かります。この記事では、よみかきそろばんくらぶの公式サイトに書かれている内容をもとに、仕事の中身・1日の流れ・収入・応募の流れを、良い点も注意点もあわせて整理します。
先に知っておきたい4つの条件
- 応募資格は珠算2級程度以上(指導経験は問われません)
- 授業中は周りに人がいない環境が必要です(子どもを見ながらの授業は想定されていません)
- 収入はすぐには増えません。まとまって担当できるまで、およそ6か月以上かかります
- 最低3年以上続けられる方を募集しています
※内容は2026年10月3日に公式サイトで確認したものです。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。
オンラインそろばん講師は、どんな仕事?
よみかきそろばんくらぶは、オンラインで教える教室です。先生の仕事は、公式サイトによると次のとおりです。
- 教える相手:幼児・小中学生(一部は一般の方も)
- 教え方:Zoomで、1〜4名の個別指導(担任制)。生徒に手元を映してもらい、指づかいや運筆を見る
- 授業の種類:指導枠、特訓枠・検定枠(検定問題の指導や監督)、振替枠
- 先生の主な仕事:生徒を見守り、必要に応じて学習ペースを調整すること
よくある「前に立って大きなそろばんで教える」「みんなで一斉に読み上げて計算する」といったことは、この教室ではしないと書かれています。
教室で働く場合と何が違う?
公式サイトが挙げている違いは、次のようなものです。
- 通勤や移動の時間がない
- 教室の管理(鍵・掃除・部屋の予約)や、教材の保管がない
- 生徒募集(チラシ配りや入会説明)を先生がしなくていい
- 時間外に生徒とやりとりをしなくていい
- クレーム対応は、本部事務局が行う
「子どもを見ながら」はできる?
ここは大切なので、はっきり書きます。公式サイトの募集要項には、勤務場所は自宅で、「周りに人がいない環境で業務をしてください」と書かれています。授業中は、生徒や保護者とZoomでつながるため、小さなお子さんがそばにいる状態では難しいと考えたほうが安全です。
そのため、始めるときは、授業の時間に子どもを見てくれる人や預け先を先に考えておく必要があります。たとえば、次のような考え方があります。
- 配偶者や家族が家にいる時間に合わせて、授業の曜日と時間を決める
- 子どもが園や学校に行っている時間を使う
- 一時預かりなどを使う場合は、費用と予約のしやすさも含めて確認する
公式サイトによると、生徒が特に多い時間帯は平日の7〜9時、16〜20時、土曜の7〜20時です。自分が動ける時間とこの時間帯が重なるほど、枠を割り当てられやすくなります。
1日のイメージ
授業のある日の流れは、公式サイトの内容から、次のように考えられます(細かい運用は研修で説明されます)。
授業の前
- Zoomを立ち上げ、タブレット端末で、先生用の教材を確認する(教材は費用なしで渡されます)
- 顔が映る、静かで明るい場所を整える
授業中(指導枠:50分または40分)
- 1〜4名の生徒とZoomでつながり、手元を映してもらいながら見守る
- 保護者ともコミュニケーションを取りながら進める
- 機材やシステムのトラブルは、本部がフォローする
特訓枠・検定枠(25分または15分)
- 人数制限はなく、現状は実質10人程度まで。検定問題の指導や監督をする
- 1枠の時間が短く、5名で750円、15名で2,250円(公式サイトの参考額)
収入はどのくらい?
公式サイトの「おおよその参考額」(報奨金に当たる金額を含む計算)は次のとおりです。
| 授業 | 人数 | 1枠の報酬 |
|---|---|---|
| 指導枠(平日8:40〜17:35開始)50分(または40分) | 2名/3名/4名 | 1,300円/1,950円/2,600円 |
| 指導枠(平日19:40〜20:35・土曜朝夕・日曜全日など) | 2名/3名/4名 | 1,600円/2,400円/3,200円 |
月収の例(平日8:40〜17:35開始の時間帯のみの場合)は、次のように書かれています。
- 在籍半年以上の先生全員の平均:月約6万円(+報奨金)
- 週10枠以上の先生(全体の50%):月約10万円(+報奨金)
- 週20枠以上の先生(全体の25%):月約14万円(+報奨金)
これは在籍半年以上の先生の数字です。公式サイトは、「一気に稼ぎが必要な方には向きません」とも書いています。最初の指導枠は、なるべく生徒1人から始め、希望に合わせて少しずつ増やす流れです。目安として、週2回以上・1日2〜3時間以上の枠があると、割り当てがしやすいとされています。
契約は雇用ではなく講師登録で、金額によっては確定申告が必要です。扶養の範囲が気になる方は、始める前に収入の上限を確認してください。
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応募から先生になるまでの流れ
応募から選考まですべてオンラインで、自宅で好きな時間に受けられます。各ステップには期限があります。
- エントリー:学歴・資格・指導経験・担当できる曜日と時間帯などを入力
- 適性検査:オンライン。最長86分・期限5日(特別な知識は不要)
- 実技:そろばんの先生のみ。画面上のそろばんを使った、珠算の診断検定(3級程度から)
- 講師利用規約の学習と試験:規約を読む(30〜40分)+問題
- AI面接:画面の質問に答えて録画。全26問・40分ほど(採否を決めるのはAIではなく、本部の人)
- 結果の連絡:途中の結果は知らされず、すべて終えた人の結果がまとめて届く
- 登録事項確認・面接:Zoomで、仕事内容や報酬の説明を聞く
- 講師登録 → 研修 → 指導枠の決定 → 授業開始
「エントリーをしたらすぐ働く」わけではありません。面接の場で仕事内容や報酬の説明を聞いたあと、登録するかどうかを考える時間があります。公式サイトには、登録は「無理にせず、じっくり考えて」とあり、辞退しても問題ないと書かれています。
選考に必要なものは、メールアドレス、カメラとマイクのある端末(パソコン・スマートフォン・タブレット)、顔が映る静かで明るい場所です。
研修・サポート
指導の経験がなくても始められるように、次の研修があります。
- 業務概要研修、教材研修、見学研修(ほかの先生の授業を見学)、機材研修、担当前研修、授業後研修
- 授業が始まってからも、数か月は授業後に内容の振り返り研修がある
- 指導の経験がない方は、約4割(公式サイトの記載)
- ITやZoomの設定に不安がある方向けのフォローがある
向いている人/よく考えたほうがいい人
向いている人
- 珠算2級程度以上の力があり、子どもが好き
- 決まった曜日・時間に、週2回以上の枠を確保できる
- 授業中に、静かな環境と、子どもを見てくれる人や預け先を用意できる
- 収入が少しずつ増えていくことを、待てる
よく考えたほうがいい人
- すぐに、まとまった収入が必要な方
- 子どもを見ながら授業をしたい方
- 急な休みが多くなりそうな方(公式サイトでは、子育て中の方もいるが急な休みが少ない方と案内されています)
まとめ:条件が合うなら、公式サイトで最新情報を
- 応募資格は珠算2級程度以上。指導経験は問われない
- 授業中は周りに人がいない環境が必要。預け先の準備も考える
- 収入は、半年以上の先生の平均が月約6万円。最初から大きくは稼げない
- 選考はすべてオンライン。登録は、説明を聞いたあとで決められる
条件が合いそうな方は、公式サイトで最新の募集内容を確認してみてください。そろばん先生になるための級や資格、ほかの働き方との比較は、そろばん先生になるには?資格・収入・オンライン講師の始め方で整理しています。
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関連サイト👉よみかきそろばんくらぶ公式:先生募集(この記事の内容は、こちらの公式ページを2026年10月3日に確認して書いています)


