イヤイヤ期2回目はなぜ再来?原因と乗り切り方を解説

イヤイヤ期2回目はなぜ再来?原因と乗り切り方を解説

イヤイヤ期2回目って本当にあるの?と不安になりながら検索して、このページにたどり着いてくれたあなたへ。2歳ごろのイヤイヤ期がやっと落ち着いたと思ったのに、3歳や4歳になってまた癇癪が増えたり、反抗が激しくなったりすると、「え、これまたイヤイヤ期再来?」「いつからいつまで続くの…?」と途方に暮れてしまいますよね。

この記事では、イヤイヤ期2回目がなぜ起こるのか、どんなきっかけで再来しやすいのか、第一次のイヤイヤ期とは何が違うのかを、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。そして、親子ともに少しでもラクに過ごすための具体的な対処法や、長引くときにどこへ相談したらいいかの目安もまとめました。完璧なママじゃなくて大丈夫なので、「これならできそうかも」を一つでも見つけてもらえたらうれしいです。

  • イヤイヤ期2回目やイヤイヤ期再来が起こる理由が分かる
  • 第二波に多い行動パターンときっかけがイメージできる
  • 再来イヤイヤを少しラクにする具体的な関わり方が分かる
  • 長引くときや不安なときの相談先と判断の目安が分かる
目次

イヤイヤ期2回目はなぜ起こる?

まずは、「一度落ち着いたはずのイヤイヤが、どうしてもう一度出てくるのか?」というところから整理していきます。単なるわがままではなく、発達や環境の変化が複雑にからんでいるので、その仕組みが分かるだけでも少し気持ちがラクになるかなと思います。

イヤイヤ期再来が起こりやすい年齢と特徴

イヤイヤ期再来が起こりやすいのは、おおよそ3歳ごろから4歳前半くらいのタイミングです。もちろん個人差はありますが、よくある流れとしては、1歳半〜2歳ごろの第一次イヤイヤ期がピークになり、2歳後半あたりで少し落ち着いたように見えます。そのあと、

  • 3歳前後で口が達者になり、言い返しや屁理屈が増える
  • 3歳半〜4歳ごろに、4歳の壁のように癇癪が強くなる
  • 環境の変化(入園、きょうだい誕生)と重なって大爆発しやすい

というように、「落ち着いたと思ったのにまたぶり返した…」と感じるパターンがとても多いです。特徴としては、2歳のころよりも言葉での反論が多く、泣きながらも理由を話すことが増えます。

イヤイヤ期再来のポイントは、「イヤイヤの内容が少し大人っぽくなる」ことです。たとえば、「なんで今日は公園行けないの?」「どうして弟ばっかり抱っこするの?」と、納得できない気持ちを言葉でぶつけてくることが増えます。

イヤイヤ期第二波を引き起こす発達ステップ

イヤイヤ期第二波は、子どもの発達が一段階進んだ証でもあります。3〜4歳ごろになると、

  • 言葉が増えて、自分の気持ちや理由を説明できるようになる
  • 「あとで」「明日」など時間の感覚が少し育ってくる
  • 周りの子と自分を比べることができるようになってくる

一見いいことばかりなのですが、実はここに第二波の種が潜んでいます。頭の中で理解できることが増える一方で、感情をコントロールしたり、我慢したりする力はまだ追いついていないからです。

「本当はこうしたい」「でもできない」「思い通りにいかない」──このギャップが大きくなると、爆発のきっかけになります。イヤイヤ期第二波は、まさにこの「心の成長痛」のようなもの。うまく言えないモヤモヤを、イヤイヤや癇癪という形で表現しているんですよね。

イヤイヤ期再来に多い行動の変化パターン

第一次イヤイヤ期との違いが分かりやすいのが、行動のパターンです。イヤイヤ期再来では、

  • 「いや!」だけでなく、「だって〜だからいやなの!」と理由付きで反発する
  • 約束したのに土壇場で「やっぱりやらない」とひっくり返す
  • 保育園や幼稚園からの帰りだけ毎回大泣きする
  • お風呂、歯磨き、寝かしつけなど「毎日のルーティン」で大暴れしやすい

といった、「場面がある程度決まっている」ことも多いです。これは、子どもなりに「ここなら爆発してもいい」と感じている、安全基地のサインでもあります。外ではがんばっているぶん、家に帰ってきた瞬間にスイッチが入る子もたくさんいます。

イヤイヤ期再来で行動が変わったとき、「性格が悪くなった」「急にわがままになった」と決めつけてしまうと、親も子もつらくなります。発達ステップや環境との組み合わせで起きている「一時的な揺れ」と捉えてあげると、少し見え方が変わってくることがあります。

イヤイヤ期2回目と赤ちゃん返りの関係

イヤイヤ期2回目のきっかけとしてとても多いのが、きょうだいの誕生です。下の子が生まれたタイミングで、

  • 急に抱っこをせがむようになる
  • 自分でできていたことを「できない」と言ってみせる
  • 赤ちゃんのような喋り方になったり、おむつに戻りたがったりする

といった赤ちゃん返りが起き、その裏でイヤイヤ期2回目がドーンと出てくることがあります。これは、「ママを独り占めしたい気持ち」と「お兄ちゃん/お姉ちゃんとしてがんばらなきゃ」という気持ちの両方がせめぎ合っている状態なんですよね。

上の子からすると、「ママは赤ちゃんばかり見ている」と感じやすく、ほんの小さなきっかけで爆発しやすくなります。そんなときは、

「赤ちゃんのお世話ばかりでごめんね。あなたと二人だけの時間も、ちゃんと作りたいと思ってるよ」と、短くてもいいので“上の子だけを見ている時間”を意識してとることが、結果的にイヤイヤ期2回目の揺れを小さくすることにつながりやすいです。

環境変化によるイヤイヤ期再燃のメカニズム

イヤイヤ期再来のもう一つの大きな要因が、環境の変化です。たとえば、保育園・幼稚園の入園やクラス替え、引っ越し、長期の休み明け、祖父母宅への長期滞在、病気や入院など、生活リズムが大きく変わったタイミングで第二波が始まることもよくあります。

子どもは、大人が思っている以上に環境の変化に敏感です。新しい場所や人間関係に必死でなじもうとしているとき、家に帰った瞬間にどっと疲れが出て、イヤイヤや泣きが増えることがあります。

「最近ちょっと生活が変わったかも?」と感じるときは、子どもがストレスをため込みやすい時期だと思って、いつも以上にスケジュールを詰め込みすぎないようにしてあげると、再来の揺れが少しマイルドになることがあります。

もし4歳前後で、イヤイヤや癇癪が特に強く出ていると感じるときは、4歳ならではの発達や4歳の壁の影響を詳しく知っておくと安心材料になるかもしれません。4歳のイヤイヤが強くてしんどいと感じる場合は、4歳のイヤイヤ期がひどい原因と乗り越え方をまとめた解説も参考になると思います。

イヤイヤ期2回目をラクに乗り切る具体策

ここからは、イヤイヤ期2回目ならではの関わり方や、親の心を守るための工夫をまとめていきます。完璧な対応を目指すのではなく、今日から「一つだけ試してみようかな」と思えることが見つかれば十分です。

イヤイヤ期再来に効く共感の順番の整え方

第二波の子は、言葉での説明や交渉が一応通じるように見えるぶん、「理屈で説得しなきゃ」と思いがちです。でも、感情が爆発している最中は、まだまだ理屈は入りません。そこで大事なのが、共感の「順番」を意識することです。

おすすめは、

  1. まず事実を言う(何が起きているか)
  2. 次に気持ちを代弁する(どう感じていそうか)
  3. そのあとで理由や提案を伝える

という流れです。たとえば、「おもちゃ片付けない!」と大泣きしているときなら、

「おもちゃ、まだ遊んでたんだよね(事実)」「もっと遊びたかったのに、片付けって言われてイヤな気持ちになったんだよね(気持ち)」「そろそろご飯の時間なんだ。ご飯のあとに、このおもちゃだけまた出そうか(提案)」という順番で声をかけてみます。

最初に「もう片付けなさい!」と指示から入ると、子どもの心のドアがバタンと閉まりがちなので、「分かってもらえた」と感じてもらう入り口を作ってあげるイメージです。

イヤイヤ期第二波の爆発を減らす暮らしの工夫

イヤイヤ期第二波は、関わり方だけでなく、日々の暮らし方を少し調整するだけでも、爆発の頻度が変わることがあります。たとえば、

  • 予定を詰め込みすぎず、「何もしない時間」を意識的に入れる
  • 移動前や切り替え前に、「あと◯分でおしまい」と予告をする
  • 寝不足になると爆発率が上がるので、夜更かしはできるだけ減らす
  • 朝のバタバタを減らすために、前夜のうちに服や持ち物を準備しておく

子どもにとっても、大人にとっても「余白」があるスケジュールは、それだけで癇癪のハードルを少し下げてくれます。全部を整えるのは難しいので、「朝だけ」「寝る前だけ」など、時間帯を絞って見直してみるのがおすすめです。

また、食事の時間にイヤイヤが集中している場合は、食べ方やメニューを少し変えるだけでぐっとラクになることもあります。イヤイヤ期のご飯については、イヤイヤ期のご飯食べない理由と今日からできるサポート術をまとめた記事も参考になると思います。

再来イヤイヤでしんどい親の心のケア

イヤイヤ期2回目が続くと、「もう限界」「顔を見るだけでイライラしてしまう」と感じる日も出てきますよね。私も、一日に何度も大泣きされる時期は、「この子のこと、前みたいにかわいいって思えないかも」とショックを受けて、自分を責めてばかりでした。

でも今振り返ると、一番の問題は「子どものイヤイヤ」そのものより、「ママが一人でがんばりすぎていたこと」だったなと思います。少しでも心を守るために、

  • 一日のどこかで「絶対に家事をしない自分の時間」を10分だけ作る
  • パートナーや家族に、「今日これだけは手伝ってほしい」と一つだけ具体的にお願いする
  • 支援センターや一時預かりを使って、子どもと離れる時間を意識的にとる
  • 同じ悩みを抱えているママの体験談を読む(「私だけじゃない」と思えるだけでも違います)

といった小さなことでも、積み重ねると心の余裕が少しずつ戻ってきます。

もし栄養面や不機嫌さ、夜泣きなども重なって心配なときは、イヤイヤ期と栄養不足の関係について整理されているイヤイヤ期の栄養不足は大丈夫?原因と対策の解説も安心材料になるかもしれません。

イヤイヤ期再来で兄弟トラブルが増えたとき

きょうだいがいる家庭でイヤイヤ期2回目が始まると、兄弟トラブルが一気に増えることがあります。おもちゃの取り合い、わざと叩く、赤ちゃんの上に乗ろうとする…見ている方はハラハラしますよね。

そんなときは、

  • まずは下の子の安全を確保してから、上の子の気持ちに目を向ける
  • 叩いた行為はしっかり止めつつ、「それくらい嫌だったんだね」と気持ちは受け止める
  • 上の子だけをほめる時間、スキンシップの時間を毎日少しだけでも作る
  • 「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」は、できるだけ言わないようにする

「やきもちを焼くのはダメなこと」ではなく、「それだけママやパパが大好きなんだね」というメッセージを返してあげると、少しずつ怒りのエネルギーが和らいでいくことがあります。

ただし、下の子への攻撃が激しく、ケガをさせてしまう状況が続くときは、家庭だけで抱え込まず、早めに地域の子育て支援センターや小児科などに相談してみてくださいね。

イヤイヤ期2回目が長引くときの相談先と判断基準

イヤイヤ期2回目が長引いていると感じるとき、「これはまだ様子見でいいのか」「どこかに相談した方がいいのか」の見きわめが難しいですよね。あくまで一つの目安として、

  • 自傷や他害(自分や他人を叩く・噛む・物を壊す)が頻繁にある
  • ことばや運動、コミュニケーションなど、ほかの発達面でも大きな心配がある
  • 保育園や幼稚園の先生からも、同じような心配を継続的に指摘されている
  • ママやパパ自身が、うつ状態や育児放棄の衝動を感じるほど追い詰められている

といった点が複数当てはまる場合には、家庭だけで「イヤイヤ期だから仕方ない」と抱え込まず、一度専門家の目を借りることをおすすめしたいです。

相談先としては、市区町村の子育て支援センターや保健センター、乳幼児健診のフォロー窓口、かかりつけ小児科、発達相談外来などがあります。どこに相談したらよいか分からないときは、まずは住んでいる自治体の子育て支援窓口に電話してみると、地域の情報を教えてもらえることが多いです。

イヤイヤ期2回目はなぜ再来?まとめ

イヤイヤ期2回目は、ママやパパにとって本当にしんどい時期だと思います。いったん落ち着いたはずなのに再来して、しかも第一次よりパワーアップしているように感じると、「この先どうなるんだろう」と不安でいっぱいになりますよね。

でも、イヤイヤ期2回目は、子どもが自分の気持ちや考えを言葉で表現しようとし始めたサインであり、環境の変化にがんばって適応しようとしているサインでもあると私は感じています。ちゃんと成長しているからこそ起こる「心の成長痛」だと思うと、見え方が少し変わるかもしれません。

親が笑えなくなるほどがんばり続ける必要は、どこにもありません。できない日は手抜きしていいし、しんどい日は誰かに頼っていいし、「今日は生き延びた、それだけで100点」と思っても大丈夫です。この記事の中から、「これならやってみてもいいかも」と思えることを一つだけでも拾って、あなたとお子さんのイヤイヤ期2回目が、少しでもラクになりますように。

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