【最新版】自宅保育とは?保育園との違い・メリットデメリットを解説

自宅保育とは?保育園と比べてメリット・デメリットのタイトル画像

「いつまで自宅保育を続けるか迷っている」
「保育園に預けた方がいいのかな?」
「実際、自宅保育している家庭ってどのくらいあるの?」

そんな疑問を感じている方へ。
この記事では、自宅保育の基本から、保育園との違い、リアルなメリット・デメリット、最新データまでをわかりやすく解説します。

家庭の状況やお子さんの性格に合った“後悔しない選択”ができるよう、実際のママたちの声も交えて紹介します。

目次

自宅保育とは

自宅保育とは、保育園などに預けず、家庭で保護者が中心となって子どもを育てることを指します。
近年では「家庭保育」とも呼ばれ、SNSでは「#自宅保育組」「#保育園組」などの言葉で話題になることもあります。

似たような言葉には「家庭保育」があります。

自宅保育とは、保育園に預けずに、自宅で子供を育てることを指しています。

SNS上では、「保育園組」「自宅保育組」と言ったように使われることもあります!

女性の社会進出で、自宅保育は少なくなっている?

かつては「3歳児神話」という言葉が象徴するように、“3歳までは母親が育てるべき”という価値観が一般的でした。
しかし近年は、共働き世帯の増加とともに早期入園が進み、保育園利用率は年々上昇しています。

SNSでも「自宅保育の仲間が少ない」「周りはみんな保育園」といった声が多く、自宅保育家庭は少数派となりつつあります。

それに比べて、近年では女性の社会進出に伴って、以前に比べると早くから子どもを保育園に入れる人が増えています。(会社に復帰しようとしたら、子供が1歳になる時までしか育休が取れないケースも多いです。)

SNS上でも4月になると「周りに自宅保育組がいなくて寂しい」「みんな保育園組か〜」と言った書き込みも見られている通り、体感的には「自宅保育組の方が少ない」と感じている人が多いです。

自宅保育ママ

自宅保育は、今本当に少なくなってきています。私は2人子供がおり、長男は3歳から幼稚園に入園しました。次男も3歳からの予定です。それでも昔に比べると幼稚園に行き出すのも早いなと感じます。

3歳児神話とは「子どもの将来の性格や能力が3歳までの経験や教育によってほぼ決定される」という考え方です。この考え方によれば「3歳頃までは、母親のもとで育てられなければ、発達に悪影響がある」と言われています。(実際はそんなことありません)

自宅保育の割合はどれくらい?

内閣官房(こども家庭庁設立準備室)の資料によると、自宅保育の割合は以下の通りです。

年齢自宅保育保育園幼稚園・こども園
0歳約84%14%3%
1歳約55%37%8%
2歳約49%42%9%
3歳約5%43%52%(幼稚園・こども園合計)

このデータからわかるように、3歳以降はほとんどの子どもが保育園や幼稚園に通っています。
なお「未就園児」には認可外や企業主導型保育を利用している子も含まれるため、実際の“完全自宅保育”はさらに少数です。

つまり、

0歳児…8割が自宅保育
1歳児…5割強が自宅保育
2歳児…5割弱が自宅保育
3歳児…自宅保育は1割にも満たない

といった結果です。

ただし、このグラフにある推定される「未就園児」は、該当年齢人口から「幼稚園在園者数」「保育園在園者数」「幼保連携型認定こども園在園者数」を差し引いたものなので、企業主導型保育事業や認可外保育施設を利用している子どもも未就園児の数に含まれています。

つまり、実際に自宅保育している子供は、上記の割合よりももっと少ないでしょう。

自宅保育:保育園と比べた時のメリット

では、自宅保育が保育園と比べた時のメリットはどんなものがあるでしょうか?

実際に自宅保育をしているママさんの意見を交えながら、紹介していきます!

自宅保育のメリット①風邪や病気になりにくい

自宅保育は、保育園に比べて、病気のリスクを減らすことができます

子どもの体は、大人よりもずっと抵抗力が低いため、元々風邪や病気にかかりやすいです。

保育園では、子供同士一緒に過ごすことが多く、風邪などの感染対策するのがとても難しいです。

結果として、保育園ではすぐ風邪や下痢など病気になってしまうことが多く、自宅保育だと病気になるリスクが少なくなります。

1歳2ヶ月児ママ

自宅保育のメリットは、病気にかかりにくいことです。
同世代で保育園に預け始めた子たちは高頻度で早退、病院、などと言っていますし、入院している子も多く見かけます

自宅保育のメリット②愛着形成がしやすい・子どもの自己肯定感を高められる

幼少期の親子のつながり、特に母親との愛着形成が、子どもの人生に大きな影響を与えると言われています。

幼少期に「困ったときに助けてくれるお母さん(もしくは親代わりになる人)がいる」といった絶対的な安心感を経験していれば、後々他者との関わりもスムーズに行えることがほとんどです。

つまり、幼少期(特に0歳の頃)の母子の愛着は、子どもの人生の基盤になると言っていいでしょう。

幼少期に愛着形成がうまくされていないと、最悪な場合「アルコールやタバコ依存」「暴力傾向」「自傷行為」「病気になりやすい」「ストレスに弱い」などの問題を引き起こすことがあります。

自宅保育の場合は、親と子供が常に一緒にいるので、この愛着が形成しやすいと言われています。

もちろん、保育園に行っていても、子供との信頼関係をきちんと築けていれば何ら問題ありません。
また、自宅保育でも、常にイライラしたり、スマホばっかり見ていたりすれば、本末転倒です。

2歳児ママ

自宅保育のメリットは、子供が親の愛を1番受けたい時期に一緒にいられるので、自己肯定感が高まるところだと思っています。

3歳児ママ

自宅保育は子供との愛着形成がしやすいです。
毎日一緒にいられるからちょっとした変化にも対応できるし、ママがいつも側にいてくれるという安心感を与えてあげられるから、情緒も安定しています。

自宅保育のメリット③子どもの成長を間近で見れる幸せ

これはアンケートに回答してくださったほとんどのママさんが口を揃えて言っていたことです。

子どもの一瞬一瞬の成長初めてのできた!を見守れるのは、自宅保育ならではの幸せかもしれません。

1歳児ママ

自宅保育のおかげで、成長を一番近くで感じられました
可愛い仕草もかわいい言葉も、初めて話す言葉も全部自分が一番です♪

3歳・5歳児ママ

自宅保育は子どもの成長を身近に感じられて、毎日毎日幸せでした。
子どもの中にもママと過ごした楽しかった出来事を覚えていて、愛されていたという思い出が残っています
ママ自身にとっても、かけがえのない大切な時間でした。

他にも自宅保育のメリットについてこんな意見がありました!

5歳・8歳児ママ

保育料って、0〜2歳児だと高いし、保育園に通うものを用意するのにも金銭的な負担が大きいです。自宅保育をすれば、預かり保育のお金がかかりませんし、送迎にも時間を取られません。

3歳・7歳児ママ

自宅保育する前から、専業主婦でしたが、自宅保育だと1人ではなく、子供がいるので、前より明るくて楽しいです!

2歳児ママ

お昼寝や食事などを子どものペースに合わせてできるのが、自宅保育のメリットだと思います!

参考までに「幼児教育・保育の無償化」についても載せておきます▼

幼児教育・保育の無償化

幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの子どもの利用料が無償化されます。
・無償化の期間は、満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間
・幼稚園は、入園時期に合わせて、満3歳から無償化
・幼稚園は月額上限2.57万円

自宅保育:保育園に比べた時のデメリット

では次に、保育園と比べて自宅保育にはどんなデメリットがあるのか紹介していきます。

逆にいえば、ここで紹介するのが保育園のメリットでもあります!

自宅保育のデメリット①同年代の子供と関わる機会が少ない

同世代の子供たちとの遊びや活動があると、協力する方法、順番を待つこと、共有することなどの社会性を学ぶことができます。

自宅保育では、そのような同年代の他の子供たちと交流する機会が、保育園に比べてどうしても少なくなります。

その結果として、社会的スキルやコミュニケーション能力の発達に影響を与える可能性があります。

ただし、これは支援センターや公園などに積極的に子どもを連れて行くことで自然に解決されます!

2歳児ママ

今の時代は、大体の子が保育園に早くから入園するので、自宅育児だと同世代のお友達と遊ぶ経験が中々出来ません。
親が積極的に外に出ないといけないので、負担を感じることがあります

2歳・5歳児ママ

デメリットは自宅保育だと家族以外と接する機会がなかなかなくて、人慣れする部分や言葉を話すスピードやお箸など使うのが保育園の子供より遅くなると思います。

自宅保育のデメリット②発達の状況がわからない

保育園に行っていれば、周りの子どもと比較しながら、自分の子どもの発達の状況がわかります。

また、不安に思うことがあれば、保育園の先生に積極的に相談することができます

自宅保育は、相談する相手も自分から見つけないといけなく、そもそも発達が遅いかどうかもわからない点がデメリットとして挙げられます。

0歳・2歳児ママ

デメリットは、子供の言語やいろいろなことに対する発達の問題が気になるところかもしれません。
保育園にいたら、先生たちと子育ての共有ができて、悩みを抱えることがなかったのかな?と思うことがあります。

1歳児ママ

他の子とのふれあいがないので、成長具合が平均かどうかがわからないです。また、こちらの言っていることは理解しているようですが、なかなか言葉数が増えません。

自宅保育のデメリット③育児ノイローゼになってしまう・社会復帰ができない

これがアンケートで一番多かった自宅保育のデメリットになります。

四六時中子どもと一緒になるため、自分の時間が取れない・孤独感が強い・社会復帰できるか心配になる人がとても多かったです。

自宅保育に限界を感じたら、ぜひこちらを読んでみたください▼

2歳児ママ

自宅保育のデメリットはやはり社会との孤立だったり、時間配分が自分都合で動かなかったりすることです。
子供がそばにいるので、全てが思うように進みません。

2歳・5歳児ママ

デメリットは社会からの孤立感を常に感じてしまうこと。上の子から合わせると私は約5年自宅保育をしていたので、もうすぐ社会復帰をするのが怖いです。

他にも自宅保育のデメリットについてこんな意見がありました!

3歳児ママ

保育園に入れていたら、早くから働けて、家計にももっとゆとりが出たのかな?と思うことがあります。

2歳児ママ

自宅保育のデメリットは、栄養面を自分で考慮しないといけないことです。
自分の時間がないのに、そこまで考えなきゃいけないのが辛いです。

1歳児ママ

自宅保育のデメリットは、ずっと一緒にいるからこそ、SNS上で見た同世代の子はこんなにできているのに…と自分の子と距離が近い分、心配症になってしまうことです。

自宅保育と保育園はどっちが楽なの?

賛否両論ありますが、結論から言えばどっちもどっちですが…保育園は親にとって子育て面では楽なことが多いと言えます。

小さい子どもを毎日自宅保育するのは、社会からの断絶による孤独感・1人で子育てに向き合う不安感などから親にとって限界を感じることが多いからです。

また保育園に預けることで、子どもと向き合う時間が少ないからこそ感じる我が子の可愛さもあるでしょう。

しかし、子どもにとっては一番親を必要とする時期でもあります。

こればかりは「どちらが楽」で選ぶよりも「家庭の状況に合わせた最適な判断」ができると良いでしょう。

いずれにしろ、親が子どもに対して愛情たっぷりで接していれば、子どもは立派に育ちます!

「自宅保育のトイレトレーニングを考えると保育園が楽」という声も

保育園でのトイレトレーニングは1歳頃から始まり、8割くらいが3歳になるまで完了すると言われています。(子どもの成長によって異なります)

保育園のトイレは子ども用サイズに設計されているので、1歳の頃から徐々に慣らしていくため、トイレトレーニングもしやすいです。

自宅保育の場合は、すべて親の負担でやらなければいけないので、保育園が楽という声も理解できます。

ただ、子どもはいずれおむつが取れるので、そこまで深く思い詰める必要もないでしょう。

子供と過ごせる時間:母親約7年6ヶ月・父親約3年4ヶ月

以前、バラエティー番組『チコちゃんに叱られる』(NHK総合テレビジョン)で「わが子と生涯で一緒に過ごす時間」が紹介されていました。

番組によれば、大切な我が子と過ごせる時間は、

母親:約7年6ヶ月
父親:約3年4ヶ月

です。

さらに、我が子と過ごせる時間は、子どもが小学校を卒業した時点で半分は過ぎているのです。

そう考えたら、自宅保育の時間って、とてつもなく貴重な時間に思えてきませんか?

今はまだ子どもが小さくて、毎日がいっぱいいっぱいですよね。

でも子どもはいずれ大きくなって、親元を離れていきます。大きくなった時に、我が子の小さな手を握りしめていた毎日を必ず思い出す日が来ます。

自宅保育とは?保育園との違い・メリットデメリット まとめ

自宅保育にも保育園にも、それぞれのメリット・デメリットがあります。
大切なのは「どちらが正解か」ではなく、「自分たちの家庭に合っているか」です。

親が愛情を持って子どもに接していれば、どんな環境でも子どもはのびのび育ちます。
今しかない貴重な時間を大切に、子どもの笑顔と一緒に育児を楽しみましょう。

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